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精子の異常は、女性の排卵障害、卵管障害と同様に不妊症の大きな原因です。 精子の状態が悪くなる原因の90%は、 精巣(睾丸)での精子の生産能力の低下である「造精機能障害」です。
また、精子の通り道に異常が見られる「精路通過障害」や、 精液が膀胱に向けて射精される「逆行性射精」の場合も精液の所見は悪くなります。
精子の異常は検査をしてみないとわかりません。 不妊と疑わしき場合は、検査を必ず受けましょう。 |

精液検査 |
不妊外来のある泌尿器科は少ないので、産婦人科で受けることが多いです。 一回の検査結果で判断せず、結果が思わしくない場合は何回か時期を変えて受けましょう。 精液は、5日間ほど禁欲した後、病院または自宅で、マスターベーションして採取します。 精液は温度変化に弱いため、自宅で採取した場合、1〜2時間以内に病院に届けます。 精液の検査は、そのほとんどが顕微鏡を使い行われます。
【1】精液の量 少ない→逆行性射精の可能性
【2】精子数 1ml中の精子の数で判断
【3】運動率
【4】奇形率 精子を100個以上数えて、動いている精子数、形の異常な精子の数を数えます。 →造精機能障害を判断
【5】白血球数 多いとき→ 膿精液症の疑い。
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精巣(睾丸)組織検査 |
精子が正常に作られているかどうか、精巣に異常がないかをみる検査です。 局所麻酔をかけ、小さな器具で精巣をほんの少し切り取り、顕微鏡で観察します。 時間は短く済み、入院の必要はありません。 |

精管レントゲン検査 |
精巣組織検査で問題がなく、造精機能は正常と考えられるのに、精液中に精子が全くいない場合、精管が詰まっていないかどうかをしらべます。 検査は、陰嚢(精巣などを包む袋)に局所麻酔をし、1cmぐらい小さくそこを切り、精管を一部取り出し、造影剤を注入してレントゲン撮影をします。
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逆行性射精の検査 |
精巣組織検査で問題がないのに、精液中に精子が全くない場合に行います。 射精後、尿を採取し、尿中に精子がいるかどうか確認します。 |

ホルモン検査 |
男性の場合もホルモン分泌量を採血のより調べます。 脳下垂体、精巣からのホルモン分泌を調べる目的で行います。
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精索静脈瘤の検査 |
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触診で疑われた場合、超音波検査や血管造影を行います。 精索静脈瘤の場合、触診で睾丸の位置がずれていると観察されます。(特に左側)
この病気は、精巣からでる静脈に瘤ができることで血流が悪くなり、さらに精巣の温度が高くなるため精子に悪影響を及ぼします。 手術により精索静脈瘤の改善が充分可能です。
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精液培養検査 |
| 精液検査で白血球が多い場合、培養して細菌の種類を調べます。 |


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